26日、（株）スーパーバリュー九州本部は、ホテル日航福岡にて「第30期 アソシエイツ会総会」を開催した。今回は40社80店の加盟店をはじめ、アソシエイツ会に所属する食品メーカー、卸などの会員が361名集まった。
　
　総会では、アソシエイツ会副会長の（株）中陽代表・豊田浩二社長が開会のあいさつを行なった。その後、アソシエイツ会会長の三井食品（株）の長原光男社長があいさつを行ない、「今回は30回目の節目の会。今後、消費税増税などの問題はあるが、各社それぞれのやり方や力を結集させ、35回、40回と続けていけるように」などと述べた。バリューグループの生みの親である杉一郎相談役は、「一糸乱れぬ団結心」などを挙げ、さらに強固に協力関係を築いていけるようにと呼びかけた。

　そして、（株）スーパーバリュー九州本部の大道和彦代表が今年度の基本方針を発表。
　ディスカウントやドラッグストアなどにより厳しい状況に置かれているが、EDLPをはじめ、商品のブラッシュアップを含めた価格強化を推進することで競合店に対抗していくことを明らかにした。

　そのほか、買い上げ点数のアップに向けた取り組みのほか、30周年の節目の年として「創業祭を何としても成功させたい」と述べ、今年７月、11月、来年４月の計３回実施することを発表。また、同本部を中心として加盟店と１つの心になる異体同心の原点を見直し、80店の創業祭を全力でサポートするほか、地方商材を県単位で調達できるサポートや、加盟するCGCグループのセミナーに無料で参加できる教育サポートを約束した。「小さいグループではあるが、集まれば大きな力になる」と述べ、会員に結束を呼びかけた。

　総会後、NPO法人ヘルスプロモーションセンター理事長・佐藤和子氏による「健康を支える正しい食生活」と題した特別講演が行なわれた。必要な栄養素や、正しい生活習慣にいかに向き合うかという内容に、日々忙しい参加者は熱心に聴き入っていた。
　その後催された懇親会では、活発に名刺交換がなされる光景がみられ、会場のいたるところでさまざまな情報交換が行なわれていた。

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