(株)本村商店
久留米経済界のトップにふさわしいのか?
■土木工事(福岡)/タガミ(株)
【続報】債権者判明 負債総額 約6億5,000万円
代 表 : 田上 智司
所在地 : 福岡市早良区内野5-2-12
設 立 : 1977年6月
資本金 : 3,700万円
売上高 : (12/5)12億7,649万円
弊誌3月25日号「モルグ」で既報の同社の債権者が判明した。同社は6月13日に福岡地裁より破産手続開始決定を受けていた。申請代理人は南谷敦子弁護士(南谷綜合法律事務所、福岡市中央区大名1-8-10、電話:092-724-1113)ほか。破産管財人は斉藤芳朗弁護士(德永・松﨑・斉藤法律事務所、福岡市中央区大手門1-1-12、電話:092-781-5881)。負債総額は約6億5,000万円。
■店舗等設計建築(北九州)/(株)口輪野デザインオフィス
受注不振 破産手続申請準備中 負債総額 約1億円
代 表 : 口輪野 正人
所在地 : 北九州市小倉北区片野新町2-1-4
設 立 : 2006年7月
資本金 : 300万円
売上高 : (12/6)約1億5,000万円
6月16日までに、同社は破産手続申請の準備に入った。担当は桑原善郎弁護士(桑原善郎法律事務所、北九州市八幡東区西本町4-4-17、電話:093-663-0340)。負債総額は約1億円が見込まれる。
■病院経営(鹿児島)/(医)白旺会
販売不振 任意整理 負債総額 約4億4,700万円
代 表 : 渡邉 浩一郎
所在地 : 鹿児島県薩摩川内市白和町7-2
設 立 : 1991年9月
資本金 : ▲429万9,000円
売上高 : (12/3)3億1,783万円
6月1日までに事業を停止した同社は、任意整理の手続きに入った。担当は本岡大祐弁護士(はやぶさ法律事務所、福岡市中央区白金1-17-8、電話:092-791-7412)。負債総額は約4億4,700万円が見込まれる。
■スーパーマーケット経営(熊本)/(有)ケイマート
採算割れ 破産手続申請準備中 負債総額 約7,000万円
代 表 : 佐藤 正邦
所在地 : 熊本市中央区国府3-13-3
設 立 : 1984年9月
資本金 : 500万円
売上高 : (12/8)約2億500万円
6月5日に同社は事業を停止し、7日に破産手続申請準備に入った。担当は松村尚美弁護士(歩み法律事務所、熊本市西区春日4-25-10、電話:096-351-1711)。負債総額は約7,000万円が見込まれる。
■特集・地場企業をめぐるM&A事情
思惑一致の買収劇 全国展開の足がかりとしての一歩
(株)ダイヨシトラスト
大和ハウス工業(株)は2013年4月16日の取締役会において、(株)ダイヨシトラストの発行済普通株式のすべてを本公開買付により取得することを決議し発表した。その期限である6月3日に買付が終了。グループ内での駐車場の施工・管理運営を強化したい大和ハウス工業と、業界のシェアを広げるために強固な後ろ盾を持ちたい同社との思惑が一致したのだ。これにより同社は大和ハウス工業グループの傘下に入り、全国規模での駐車場管理を行なうことが予想される。
○多角化を加速させる大和ハウス工業の思惑
○業界再編への危機感を持つダイヨシトラストの思惑
○双方の思惑と利害の一致で より良好な関係へ
■特集・地場企業をめぐるM&A事情
エバーライフ、2度目の売却 LG H&H社の思惑は?
昨年12月、健康食品「皇潤」の通販で知られる(株)エバーライフが、韓国・大手企業のLG社のグループ企業であるLG Household & Health Care社に全株式を売却。資本業務提携することに合意したと発表した。業界内では業績が厳しい同社を買収したLG H&H社の意図への疑問や、韓国傘下企業となって、どのような施策で業況回復に向けて取り組むのかが注目されている。
○急成長から急落へ
○見えぬ買収の意図
■特集・地場企業をめぐるM&A事情
スピード感が求められる企業経営 中小企業の M&Aを振り返る
(株)安成工務店 & (株)オークス建設
(株)江藤建設工業 & 匠建設(株)
福岡地区は、潜在的需要の高さから、県外から進出される機会が多い地区である。今回は、県外企業が福岡地区へ営業拠点を設けた後、福岡の中小企業に対して行なったM&Aの実例を振り返る。中小企業におけるM&A、そして県外から福岡への進出で狙うものについて考えてみよう。
○(株)安成工務店 & (株)オークス建設
山口から福岡へ 地場大手工務店の展望
M&Aで図る福岡市場への攻勢強化
○(株)江藤建設工業 & 匠建設(株)
双方の課題を解決する西日本圏を視野にしたM&A
社寺仏閣分野の強化で古き良きものを後世に
○既存事業の買収で事業のテコ入れを図る
■特集・地場企業をめぐるM&A事情
銀行、運輸、エネルギーでそれぞれの強みを増す
福岡七社会
福岡七社会のなかで、かつてもっとも活発なM&Aを展開したのは福岡銀行、西日本シティ銀行を中心とした金融機関再編成だろう。もともと両行の歴史は、戦時中からM&Aの歴史だった。最近では、西部ガスが企業買収で活発な多角化を図っている。
○証券業を軸に金融ワンストップ
○沿線の強み活かしたリテール部門強化
○積極的に仕掛ける西部ガス
■特集・地場企業をめぐるM&A事情
川崎重工業 クーデターの背景
コダマの核心レポート
名門企業でクーデターが起きた。川崎重工業(株)は6月13日、臨時取締役会を開き、三井造船との経営統合に積極的だった長谷川聡社長(65)ら3役員を解任した。また、三井造船との経営統合交渉の打ち切りも決定した。3人を解任する緊急動議には、取締役会の議長を務める大橋忠晴会長(68)をはじめ、残りの10人の取締役全員が同意した。後任の社長には村山滋常務(63)が就任した。解任されたのは、長谷川氏のほか、企画本部を担当する高尾光俊副社長(63)、企画本部長の広畑昌彦常務(61)。同日付で取締役に降格し、定時株主総会を開く6月26日付で退く。取締役会は35分で終わったという。川崎重工のクーデターの背景には何があったのか―。
○経営統合のメリットは小さい
○汚点は中国への新幹線技術の供与
○カンパニー制の弊害
■企業研究
「スーパーコンボ」で高成長 2年半ぶり出店再開
(株)ホームインプルーブメントひろせ
九州4県でホームセンター(HC)などを展開する(株)ホームインプルーブメント(HI)ひろせは今年10月、熊本県菊陽町に2年半ぶりに新店を出す。同社はHCと食品スーパー(SM)を複合した独自の低価格業態「スーパーコンボ」をテコに高成長したが、店舗買収などの拡大路線で財務体質が悪化したことから、出店を控えていた。経営改善にメドがついたことから出店を再開する。ただ、HC業界はナフコの1人勝ちで、低価格分野も競争は激しい。コンボを本格的なスーパーセンター(SuC)に脱皮させられるかどうかが、今後の成長のカギを握る。
○菊陽町に10月新店
○財務体質が悪化
○米国視察でHC知る
○HCとSMの複合業態開発
○生鮮はテナント委託
○収益力は群抜く
○財務体質は課題
○成長力は大分県随一
○経営環境、予断許さず
○小型DSは開発ストップ
※記事へのご意見はこちら