27日、博多港ふ頭(株)は福岡サンパレスにて「博多港ふ頭(株)設立20周年記念祝賀会」を開催した。設立からこれまでに博多港に関わってきた企業関係者をはじめ、在福岡領事館総領事や地元国会議員ら、約300人が集まった。
式典では博多港ふ頭(株)代表・江頭和彦社長が開会のあいさつを行なった。そのなかで、江頭氏は「博多港の国際海上コンテナ取扱量は20年前と比べて、20倍以上になり、順調に伸び続けています。会場にいらっしゃる皆様のご協力のおかげです」と感謝の言葉を述べた。
その後、高島宗一郎福岡市長は「現在、日本海側拠点港湾に指定されている博多港が日本の拠点港湾となるように期待しています」などと祝辞を述べた。
福岡商工会議所会頭の末吉紀雄氏は博多港の歴史を交えながら、「博多港は西日本全域の経済を支える物流の拠点である」と重要性を説き、さらに今年5月に博多港が日本初の港湾環境金賞を受賞したことに触れ、「社長はじめ、社員ひとりひとりの努力の賜物」と賛辞を贈った。
式典では、これまでの博多港発展に大きく寄与した企業に福岡市より感謝状が贈られた。
歓談時には会場のいたるところで、活発に情報交換している経営者の姿が見られた。
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