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樋渡啓祐氏「民主党は解党だ。」~武雄市長物語より(119)
政治
2013年6月29日 07:00

 NET-IBでは、SNSやブログで情報発信を行なっている佐賀県武雄市長・樋渡啓祐氏のブログを紹介している。
 今回は、民主党について記載している、6月26日午後9時10分のブログを紹介する。


民主党は解党だ。

 民主党は断末魔。国会閉会日に当たって、総理への問責決議案が提出。まあ、これは年中行事だし、何ら、市民生活に影響も無いからいいかって高をくくっている皆さん、これはおかしい。問責が可決成立したことで、重要法案が廃案となる。

 そして、問責自体が、総理と閣僚が、参議院予算委員会の集中審議を欠席したことを理由とのこと(笑)。これを受けて、生活の党・社民党・みどりの風の3党が共同で提出したもの。社民党の福島党首は「(国会に)出たくない、出したくない、だから出ないということを貫く内閣は、ごう慢としか言いようがない。俺様政治です」と話したのことだが、社民党はこうでもしないと存在感が無いので分からないでも無い。

 問題は民主党。この政党は当初、細野幹事長が重要法案の成立を優先させたい考えを示すなど、採決に否定的。海江田代表も26日朝、「問責の対応よりも何よりも、とにかく真っ先に、わたしたちが作った法案もあるわけだから、これをしっかり通してくれと」と述べていた。

 が、驚くことに、たった数時間で態度が一変。細野幹事長は「政府、特に自民党として法案を仕上げていこうという熱意が全くなかった。むしろ、与党・政府のサイドが法案成立を阻止したと、私どもは受け止めている」と述べ、一転して問責決議案の採決に賛成することになった。

 何だ。それは。問責決議案を参議院第一党の民主党が提出をせずに、しかも、自民党と採決を合意していた法案を廃案にしてまで、他党の問責に乗る。あり得ん。僕は、もともと、反民主党という立場は置いても、こんなカメレオンのような政党が政権を握ったという事実そのものはあり得ない、笑えない話だと思う。そういえば、鳩ぽっぽさんが、また、尖閣について情けない発言をする。引退したとはいえ、元総理の発言は重い。

 今回は、自民党にも一定の責任があるが、それでも、それを吹っ飛ばすくらい、民主党の罪は大きすぎる。こんなことをしているから、僕ら政治家は信用ならないって一緒くたに言われてしまう。参議院選挙では、大敗するでしょうが、ぜひ、選挙の前に解党してください。それくらいに呆れました。


樋渡氏のブログはコチラ


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