伊都キャンパスへの移転が進む九州大学。工学部建築学科教授であり、糸島半島における、九州大学新キャンパスづくりを主務とする新キャンパス計画推進室に所属する坂井猛教授。九大移転にともなう「まちづくり」だけでなく、福岡都市圏全体からみた「まちづくり」について、話を聞いた。
<成長鈍化を見据えたまちづくり>
――まちづくりに必要なものは何だと考えますか。
坂井猛教授 (以下、「坂井」) 1世紀を迎えるまで、行政主体のまちづくりが主流でしたが、今世紀になって少しずつ市民によるまちづくりが浸透してきました。とくに都心部では、民間主導の開発に加えて、市民主体のまちづくり、エリアマネジメントが目立つようになりました...(⇒つづきを読む)
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