3月12日、データ・マックス主催で、一般社団法人日本エネルギーパス協会(東京都)の今泉太爾代表理事による「エネルギーパスと低燃費住宅」講演会が開催された。環境先進国ドイツでは、年間を通じて快適に生活できるために必要なエネルギー量を定量化。住宅の省エネ化基準が定められ、CO2の排出を2050年度までにゼロにしようという取り組みが行なわれているという。低燃費住宅の実現は建設業の役割であり、日本のエネルギー政策の方向性にまで大きく影響を与えることを示唆していただいた同講演の一部を抜粋し、紹介する。
<省エネ住宅で拓かれる建設業者の可能性>
住宅に限らず、ライフサイクルで考えることがマーケティングの一般的な考え方ですが、導入期があり、成長期があり、成熟期があるというかたちになります。たとえば住宅では、今までに高級志向の住宅、ローコスト住宅などがありました。ローコスト住宅のピークは06年頃でしょうか...(⇒つづきを読む)
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