食品メーカーを中心に、海外への輸出熱が高まっている。それに伴い、「ハラルビジネス」という言葉が登場し、ハラル認証が業界で話題になっている。
イスラム教では、豚肉やアルコールを含む食品を口にするのが禁じられており、食品にそれらが含まれていないというお墨付きを与えるのがハラル認証だ。人口18億人とされる巨大市場への食品輸出には欠かせないものとなる。
ハラル認証を取得すれば、いずれのイスラム教国でも販売可能になると思われがちだが、落とし穴がある。それはハラル認証がまだ国際規格となっていないため、国によって規格の内容が異なる点だ。つまり、ある国で取得したハラル認証が他国では通用しない、受け入れられない場合もあるということ。まずは輸出先とする国の規格を確認することから始まる。
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