21日の投開票に向けて、熱戦が繰り広げられている参院選。同選挙から、インターネットによる選挙運動ができるようになり、今後を占う意味で各陣営のネット戦術にも注目が集まっている。5日には、フェイスブックページの「いいね!」数で順位を付けた「政治Facebookページランキング」が公開された。
同ページによると、「政治家全て」の「いいね!」数では、安倍晋三首相が37万を超え、2位の自由民主党約4万2,000に圧倒的な差をつけてトップ。参院選立候補者では、同じく自民党の佐藤正久氏が唯一1万台(約1万4,000)でトップ。そのほか、ランキングには自民・公明の有名政治家や同選挙に挑む著名人(佐竹雅昭氏、渡邉美樹氏など)の名がズラリと並んだ。
自公の支持の高さをうかがわせるランキングだが、福岡からは、福岡市を拠点に全国比例に立候補した新人・岩本壮一郎氏(日本維新の会公認)が約3,000の「いいね!数」で10位にランクイン。岩本氏は、選挙運動のスケジュールや活動の様子、街頭演説の動画などをフェイスブックに投稿しており、無名の新人候補としてネットを最大限活用する方針だ。
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