JAF 九州本部(有田耕一本部長)では、7月3日の大雨によるロードサービス依頼をまとめ、台風や集中豪雨の際には、クルマの浸水トラブルに注意するよう呼びかけている。
九州各地で非常に激しい雨が降った3日に受け付けた、ロードサービス依頼886件のうち、冠水や水没に起因する車のトラブルは54件で、北九州市(24件)や福津市、大分市(各7件)など、北部九州エリアに集中した。
豪雨のときのトラブルには、冠水路(水があふれた道路)の走行が原因と思われるものが多いという。同本部では、浸水トラブルを防ぐポイントを以下のとおり挙げ、注意を呼びかけている。
■大雨・集中豪雨時に、クルマの浸水トラブルを防ぐ主なポイント
(1)大雨・集中豪雨の際はなるべく運転を控える
視界や見通しが悪く危険なため、運転する場合は無理をしない。
(2)周囲より低い位置にある道路は避ける
地下道やアンダーパス(鉄道などの下を通過する道路)は低い位置にあり、水がたまりやすいため、短時間でも水位が上昇する恐れがある。
(3)冠水している道路は避ける
比較的水深が浅く(5cm~10cm)ても、水中の様子は分かりにくく落輪の危険性も高まるため。
(4)クルマの保管場所は安全か?
地面より低い駐車場には水がたまりやすいため、安全を確保したうえで状況を確認。
(5)ハンマーやカッターを常備
冠水により窓やドアが開かない場合やシートベルトがはずれない場合に備え、ガラス割ハンマーやシートベルトカッターを車内に常備する。
そのほかの詳しい注意点やトラブル防止方法などはこちらへ。
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