土地選定の不透明なプロセスが高島市政への不信感を高める要因となっている中央保育園移転問題。現在、中央保育園(福岡市中央区今泉)の移転予定地である今泉一丁目の土地1,168.2㎡について、重大な事実が判明した。
今回、NET-IB特別取材班は、今年(2013年)4月、福岡市に8億9,900万円で売却された同地の仕入値を調査。周辺関係者への取材から、市へ売却した不動産会社・(株)福住が11年9月に7億6,600万円で購入していたことがわかった。
およそ1年半余りで1億3,300万円の価格差が生じたことになる。福岡市は11年7月の市政運営会議で、同地を中央保育園の移転予定地にすることを内定しており、土地取引への影響も考えられる。
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