常に経済情勢が変化する現在、どのような業界においても時代を一歩リードする事業形成が重要になってくる。多くの中小企業が、他社との差別化を図ることを命題としているなか、"潜在顧客へのアピール"や"人の生活を第一に考える"ことを優先して事業を拡大してきた（株）サンコービルド。その成功の過程とともに、新たに着手した太陽光発電事業について紹介する。

＜低価格・高品質を誇る「ユーミーマンション」＞
　また、サンコービルドは鹿児島の弓場建設（株）が展開している賃貸マンションブランド「ユーミーマンション」に、08年よりフランチャイズに加盟している。この「ユーミーマンション」は、マンション経営を始めたいが、コスト面などが気になり、なかなか手が出せない潜在的なニーズの心を上手く掴んでおり、受注および入居率も好調だ。
　建築資金から経営管理まできめ細やかなサポートが、マンション経営を始めようとするオーナーへの不安を払拭。大きな営業経費も必要ないため、安定した収益を上げることができるという点も好評だ。また、完成後も入居者第一主義を掲げてさまざまな施策を行なっており、全国平均入居率98％という高い実績を実現させている。

　現在では、全国5,350棟、６万4,000世帯に支持されている「ユーミーマンション」。その魅力は、（１）建設費を20％コストダウンするため家賃を安く抑えられるので入居率が高くなり、オーナーは大満足できる、（２）鉄筋コンクリート造りだから防音・断熱・耐震・気密性に優れ、入居者に安心感を与える、（３）更地にマンションを建てることによって相続税対策や固定資産評価額の軽減、減価償却で所得税の減税にもなる、などが挙げられる。

　（１）の"建設費を20％コストダウンする"に関して説明すると、統一ブランド鉄筋コンクリート造マンションであるということから仕入れコストの圧縮、設計コストの圧縮が実現可能となる。そのため、建築コストが抑えられ、オーナーの負担が軽くなり、入居者にとっては家賃を低く抑えられるという結果につながった。
　また、全国平均入居率98％という点については、「低コストで建てたものだから安っぽくても仕方がない」と思う方もいるだろう。だが、入居者からは「開放的な雰囲気に一目惚れしました」、「住んでみて改めて広さを実感しました」といった声も多い。これは、壁式鉄筋コンクリート造の利点を活かしたゆとりのある間取りによって、広々とした空間設計を実現させているからである。また、180mmの壁厚で遮音性が高いので、隣近所の音が気にならなくなる。入居者にとっては安心感が生まれる。
　外観はおしゃれで、内観は収納スペースが充実。主張しすぎないシンプルな造りやインテリアで自分なりのアレンジもしやすい、というように、ハイグレードな住空間を提供。さらに入居者へのコスト面への配慮もある。低家賃なうえに鉄筋コンクリート住宅ならではの優れた断熱性と気密性は、冷暖房機器の電力使用量を抑えてくれる。
　こういった入居者に配慮した仕組みが、高い顧客満足度や全国平均入居率を維持し続けている秘訣とも言える。そして、その安定感がオーナーへの信頼につながっているのだ。今後もサンコービルドはこの統一ブランドという武器を活かしてさまざまな提案を続けていくだろう。

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＜COMPANY INFORMATION＞
サンコービルド（株）
代　表：園村　剛二
所在地：福岡市博多区博多駅前１-３１-１７
設　立：1972年８月
ＴＥＬ：092-414-6610
ＵＲＬ：http://www.sanko-bld.co.jp/

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