伊都キャンパスへの移転が進む九州大学。工学部建築学科教授であり、糸島半島における、九州大学新キャンパスづくりを主務とする新キャンパス計画推進室に所属する坂井猛教授。九大移転にともなう「まちづくり」だけでなく、福岡都市圏全体からみた「まちづくり」について、話を聞いた。
<キャンパスとまちづくり>
――九州大学は、「時代の変化に応じて自律的に変革し、活力を維持し続ける開かれた大学の構築」、「それに相応しい研究・教育拠点の創造」をコンセプトに、伊都キャンパスへ移転を進めていますね。まちづくりにおいて、大学の役割とはどのようにお考えですか。
坂井猛教授 直接的にキャンパス周辺の公共交通網が整備されることだけでなく、キャンパス自体が災害対応やレクレーション機能を持つ都市のインフラとして機能することが期待されています...(⇒つづきを読む)
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