教育環境、安全性、環境面への配慮は二の次で、さらには「土地転がし」の疑いまで出てきた福岡市の中央保育園移転問題。「待機児童解消」の1点突破で押し切ろうという市側の最高責任者・高島宗一郎福岡市長は、面談を要望する保育士・保護者への対応を担当局(こども未来局)に押し付けたまま。次々に出てくる疑惑や矛盾、後付けの対策に、高島市政への不信感は高まるばかり。
そのようななか、ついに高島市長が重たい腰を上げた。きょう(11日)午前中、高島市長は、問題となっている今泉1丁目の移転予定地を視察したのである。しかし、視察において市職員や報道陣まで同行し、近隣に渋滞を起こす要因となった。周辺を通りかかった50代の女性2人は、「これじゃ、タカシマ渋滞ね」「大体、何で今ごろ見に来ているのよ!」と、怒り心頭の様子。ごもっとも!
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