学校法人宮田学園は13日、来年春開校を予定している国際貢献専門大学校の建設工事の無事と学校の隆盛を祈願する、地鎮祭を執り行なった。
福岡市南区の学校建設予定地内で行なわれた地鎮祭には、時折雨がぱらつくなか、宮田学園の宮田道郎学園総長、宮田智栄理事長や工事関係者など約30人が出席。神職が祝詞をささげ、宮田総長らが玉串を捧げるなど、約40分間に渡って滞りなく行なわれた。
国際貢献専門大学校は、福岡市南区塩原にある西日本最大の日本語学校「西日本国際教育学院」の後背隣接地に建設する予定。名前の通り、世界に貢献できる人材の育成をモットーとしている。グループ校の西日本国際教育学院の運営で培った海外との強力なネットワークを生かして、アジアを中心に幅広い国々から人材を受け入れる予定だ。名誉校長には、医学博士・文学博士で、宮田学園総長の恩師でもある曻地三郎氏(106)を迎える。
地鎮祭には、来春、国際貢献専門大学校に入学を予定しているネパール出身のバンダリー・サガル君(22)とクタル・ショバさん(23)も出席。サガル君は新しい学校でホテルマネジメントを勉強して、故郷に帰ってホテルマンになりたいと話している。今年1月に日本に来たばかりのショバさんは「まずは日本語をしっかり覚えて、いろいろなことを学びたい」と目を輝かせていた。
【学校法人宮田学園・学校法人福岡成蹊学園対談】
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