株式会社トキワ設備の専務取締役、棚町兼成氏が暴行の容疑で、福岡区検察庁から福岡簡易裁判所に起訴(略式命令請求)されたことがわかった。
(株)トキワ設備の本社は福岡市早良区。本管工事を主体に手掛ける管工事業者。老舗管工事業者として、福岡市西部地区をまとめる業者として名を馳せている。同社の社長は棚町啓一氏で、兼成専務の父親。関係者によると、元社員に対して暴行を働いたとされ、兼成氏は容疑を認めているとのこと。
会社の役員が暴力事件を起こして起訴されたとなれば、指名停止は必須だろう。福岡市水道局では「これが事実であり、役員が起訴されたとなれば指名停止措置になる可能性があります」とコメントしており、公共工事を主体とする同社にも影響する可能性がある。
現在、水道局の発注においては最低価格によるくじの落札も多く、業者間での競争も激しくなっている。反面、最低価格制限の引き上げ等で地場の本管工事業界は賑わっているようだ。今後の動向を注目したい。
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