23日(火)に、滋賀県高島市安曇川町の藤樹書院で開催される「常省祭(じょうしょうさい)」で、作家で陽明学研究家の林田明大氏の講演が行なわれる。講演では、日常生活を、人生を豊かなものにするにはどうしたらいいのか、幸せになるにはどうしたらいいのか、などについて実用的実践的な話が行なわれる予定。
事前の申し込みが望ましい。
■常省祭講演会「私と陽明学、陽明学と中江藤樹に学んだこと」
<日 時>
7月23日(火) 午前10時20分~午前11時15分まで
※講演会前(午前10時~午前10時20分)に、中江藤樹先生国訳「孝経」の拝誦
※講演会後(午前11時15分~午前11時45分)、井村右水氏による薩摩琵琶の演奏
<場 所>
藤樹書院
(滋賀県高島市安曇川町上小川211)
<講師プロフィール>
林田明大(はやしだ あきお)
作家・陽明学研究家。1994年に『真説「陽明学」入門』で作家デビューし、以後執筆と講演活動で現在に至る。共著『「江戸しぐさ」完全理解』の中国語版が、2012年に台湾で刊行。『真説「陽明学」入門』の英訳を年内に刊行予定。
<薩摩琵琶奏者プロフィール>
井村右水(いむら うすい)
1933年生まれ。父祖代々、薩摩藩士として仕えていたことから、家風として薩摩琵琶を継承。一人でも多くの現代人に、日本古来の美しい音曲に美しい日本語をのせたこの薩摩琵琶を伝えようと、地道に弾奏活動をしている。普段は明治村で琵琶を弾奏。薩摩琵琶とは、約500年前、薩摩の名君・島津日新公と琵琶の渕脇寿長院(盲目の僧)によって生まれた教養音楽。鹿児島では武士の教育を行なう時の道具として使われ、また人の道を説いた教訓歌として広まった。戦国時代には、勇壮と哀切の戦闘物語として変貌し、明治維新の際は、旧薩摩藩士によって東京へ伝わり、明治天皇にこよなく愛された。
<参加費>
無料
<詳細・お申し込み・お問い合せ>
藤樹書院
TEL:0740-32-4156
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