福岡市の中央保育園移転問題について、匿名の読者の方よりいただいたご意見メールを紹介します。
高島市長は、何に怯え、なぜ急ぐのでしょうか?普通は、少し頭を冷やす時間を持つでしょうに。住民監査請求も「明らかに妥当性を欠くとまではいえない」ってことで、行政機関の追認機関としてしか機能しないでしょう。訴訟も施設が完成すれば「行政事件訴訟法31条の事情判決」ってことで、「建ってしまったら仕方ない」ってことになるでしょう。
市長が記者会見で言っていた「議会の同意もある」のは、議事の時点で、疑惑等の事実が公になっていなかったからで、前提事実が異なれば、審議のやり直しもできるでしょう。議会人の方、今こそ議員としての職責を果たすべきです。具体的には、地方自治法100条に基づき調査を行なう特別委員会(百条委員会)を設置して、関係者に証言させ、真実解明に努めることです。土地取得関連では、福住の社長、同社顧問の酒井氏、北九州の前土地所有者。風営法関連では、隣接パチンコ店、建築指導主事、福岡県警など、複数が関係したプロセスが不透明のままです。
待機児童の保護者の方には申し訳ありません。しかし、いやしくも税金を使った施設で、一度完成したら半永久的であること、さらに利権の疑惑まで出てきている以上、うやむやにして済む話ではないことをご理解ください。立場によって多様な意見はあるでしょうが、火事の発生や地震のときに、ご自分の子供を含めて300人以上があの狭い道路に避難している状況を、目をつむって想像して下さい。地獄絵です。その時に、高島市長は責任をとれるのでしょうか?
貴重なご意見ありがとうございました。
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