23日、甘利明経済財政担当大臣は、閣議に2013年度(平成25年度)の年次経済財政報告(いわゆる経済財政白書)を提出した。
白書では、「景気は2013年に入って持ち直し」、「収益は大企業を中心に改善」、「雇用者報酬は手堅く推移」などと、アベノミクスの効果を強調。
同時に、「高齢化を背景に、社会保障費と社会保険料収入の差が拡大傾向」、「2010年度以降、年金積立金の実績値は見通しを下回って推移」、「EU諸国では、財政健全化のために付加価値税を引き上げる国が増加」、「EU諸国の付加価値税率の引上げは、必ずしも経済成長を阻害せず」などと、消費税引上げの必要性を強調している。
(出典)平成25年度年次経済財政報告- 経済の好循環の確立に向けて-説明資料(平成25年7月23日)
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