ビルベリー原料の高騰にともない、販売メーカーは自社商品の利益確保のためにさまざまな工夫を施すようになった。原料の混ぜ合わせや安価な中国産原料の使用などが、一部の企業では実際に行なわれた。また、連載(6)で述べた通り、優良誤認表示を行なう粗悪品も出回り、消費者の不信を買うなどの風評被害も起きた。北欧産ビルベリー原料を使用した商品には、実際に優れているもの、問題のないものなども少なくなかったのだが、「北欧産」というキャッチが一人歩きしてしまった市場では、消費者にとって、産地による商品の差別化は事実上困難だった...(⇒つづきを読む)
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