福岡市の水道水源であるダム貯水率が19日現在、平年を9.96%下回る67.66%まで減少している。これはダム周辺での降雨量が減少しているためで、7月は平年の48%、8月に至っては10%(8月18日まで)と激減している。7月中旬頃には平年を上回っていたダム貯水量だったが、その後、急速に減少の一途をたどり、その落差は、295日間におよぶ給水制限を行なった1994年の渇水を上回るペースとなっている。
危機感を抱いた同市水道局は19日、急きょ局内会議を招集。今後の対応を協議している。引き続き少雨が続けば、給水制限が避けられない厳しい見通しだ。
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