26日、福岡市の調査報道サイト「HUNTER」は、鹿児島県の伊藤祐一郎知事がリコール(解職請求)の回避に向けて躍起となっていることを報じた。伊藤知事は23日の定例会見で、公費を使った上海研修事業とウォーターフロント地区での体育施設建設構想を見直すと表明したが、これはいずれも県民の猛反発を呼び、予定されているリコール運動の原因となった施策。批判対象を取り除き、リコール運動の腰を折ろうという"姑息な"知事側の戦略と見られると、HUNTERでは報じている。
ただしHUNTERでは、問われるべきはそもそも伊藤知事の政治姿勢であり、知事による利権と結びついた税金のムダ遣いは上記の2つの施策だけではないとしている。そしてその事例として、かねてから報じてきた薩摩川内市の産業廃棄物最終処分場「エコパークかごしま」と、鹿児島市松陽台の県営住宅建設計画の問題を再び取り上げている。
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