今回は、労働事件を取り上げたい。
正確には判決ではなく労働委員会の命令で、日本IBMが労働組合との団体交渉を拒否したとして不当労働行為と認定された事件である。8月28日、東京都労働委員会(東京都労委)が救済命令を出した。
日本IBMほどの大企業が団交拒否とは、あまりにもおそまつ、不誠実な対応で、顧問弁護士がアドバイスしていたとすれば、どんなアドバイスをしていたのか疑いたくなる。
とはいえ、労働事件を専門とする弁護士は、経営側・労働者側をあわせても、弁護士全体の1割程度しかいないと言われている。専門外の弁護士が平然と団交拒否・不誠実団交を指示しているケースは福岡県内でも生まれており、今回の事件は氷山の一角かもしれない...(⇒つづきを読む)
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