＜テーマは「Keep up value/Step up value」＞
　ジャスダック上場企業で、三菱商事（株）連結子会社の食品容器メーカーの中央化学（株）（本社：埼玉県鴻巣市、水野和也社長）は、24日と25日の２日間、福岡市博多区博多駅前の福岡ファッションビルにて毎年恒例の商談会を開催する。今回のテーマは「Keep Up　VALUE/Step Up VALUE Theme」。同社は従来、「価値創造JUMPUP 10」というテーマで商談会を開催してきたが、昨年、「食卓solution2012」のタイトルで商談会のコンセプトを変更。昨年同様、「食卓」を意識した商品提案、売場提案を行なうこととなった。

　「Keep」（いいところは、そのままに。変わらない価値を提供）、「Step」（価格を保ち、市場の声に応えた新たなラインナップ）、「Choice」（様々なバリエーションと組み合わせが生む価値）、「Change」（今までにない、新しい使い方と価値を提供）の４つのキーワードを基に今秋の新シリーズ（10シリーズ400アイテム）の売場づくりを提案する。更に新シリーズを用いたクリスマスやお正月の食卓シーンを空間展示するほか、新シリーズを加えたSDStylでの「Monotone Style」での美しい売場づくりも提案する。その他、レンジアップメニューのデモンストレーションコーナーのほか、カラーユニバーサルデザイン設計を施した容器「CubeDeli」の展示もなされる。

＜恒例のスペシャルセミナー　惣菜市場など焦点に＞
　また、商談会と合わせて恒例のスペシャルセミナーを開催。24日（火）は生活協同組合コープネット事業連合の統一作業に参画し、埼玉のスーパー「ヤオコー」でデリカ事業部惣菜部長、子会社の三味の取締役などを経て、現在はJA全農生活関連部生活リテール部主席技術主管を務める星良雄氏が「苦悩するスーパーマーケット惣菜～市場の変化とこれからの惣菜産業」について講演を行なう。
　翌25日（水）はイトーヨーカ堂、ヤオコーの常務取締役、日本スーパーマーケット協会専務理事を歴任し、現在はコーネル大学リテール・マネジメント・プログラム・オブ・ジャパンと中央大学戦略経営研究科の客員教授を務める大塚明氏に「激変するマーケット、これからの小売業」というテーマで講演を行なう。

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