(株)日本政策投資銀行(東京都千代田区、橋本徹社長、以下DBJ)は9月3日、イオン九州(株)(福岡県福岡市、山口聡一社長)に対し、「DBJ環境格付」に基づく融資を実施した。
「DBJ環境格付」とは、DBJが開発した格付システムにより、企業の環境経営度を評価。優れた企業を選定し、得点に応じて融資条件を設定する、世界初めての融資メニューとなる。
DBJはイオン九州について、九州地区の代表的な総合小売事業者として、(1)地場の優れた産品を地産地消の限られた流通に留まらせることなく、グループの環境配慮型商品である「トップバリュ グリーンアイ」へと進化させ、地域振興に貢献している、(2)ショッピングセンター全体のエネルギーを管理する次世代型エコストアを全国に先駆けて導入、(3)地域コミュニケーション活動により、地域住民への環境意識啓蒙や顧客の具体的な環境配慮行動を促している――などの点を評価。その結果、イオン九州は今回、「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という最高ランクの格付を取得したことで、融資を受けることになった。
※記事へのご意見はこちら