台湾で活躍する生活用品関連企業が集結する商談会「2013年台湾生活用品及びパテント商品商談会」が2日、福岡市内のホテルで開催された。会場には、ギフト、ヘルスケア用品や衣類など、安くて質の高い台湾商品が展示されていた。
この商談会は、経済部国際貿易局が主催するもので、今年で15回目の開催。台湾企業と日本のバイヤーや輸入業者を結びつけ、台湾商品の流通の更なる促進を目的としている。今回は69社の台湾企業が参加し、日本では購入できない、魅力ある自社商品のPRを行なった。また、商談会の事前申込みでは、過去最高の200人を突破したという。さらに、会場には、約250名の来場者が集まり、ユニークかつデザイン性の高い商品を体感していた。
「顏玉瑩和興化工廠有限会社」のブースでは、顏玉瑩萬應油(1,400円)という万能薬用オイルやクリームなどが並んでいた。オーストラリア産のユーカリ、フランス産のラベンダーや漢方などが配合されており、東南アジアでも人気が高く、台湾を代表する薬用商品という。
また「亜太生健科技股份有限会社」では、今年の夏に発売したばかりの脇下消臭ウェア「Frecci」の紹介が行なわれていた。この商品は、20回洗濯しても、抗菌消臭効果が持続するという特許商品で、ワイシャツやスポーツウェア、男性物から女性物まで幅広く展開している。
台湾貿易センター市場拓展(開拓発展)部副部長、唐明輝さんは「商談会を通して、台湾企業と日本企業がビジネスパートナーとなる機会にしてほしい。そして、日本市場を開拓し、台湾商品を浸透させていきたい」と話していた。珍しい台湾商品が集まる「2013年台湾生活用品及びパテント商品商談会」は、4日(水)に大阪、6日(金)に東京でも開催。
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