資本・業務提携に向けた協議に入る西鉄とマルキョウ。業界関係者が一様に衝撃を受けた理由の一つが企業風土の違いだ。
マルキョウは低価格路線の草分け的存在で「ナショナルブランドを安く消費者に提供する」ことに取り組み続けてきた。商品にもよるが、販売価格は躍進著しいドラッグストアやディスカウントストアにも劣らない。
一方、西鉄傘下の西鉄ストアはCGCグループに加盟。ボランタリーチェーンのPB商品の販売拡大に注力してきた。
今回の提携にはPB商品の共同開発が含まれるが、マルキョウがどこまで歩み寄るのか不透明だ。
また、マルキョウが激烈な価格競争のなか取り引き先とも凌ぎを削って来た。一方で西鉄ストアは鉄道系らしい手堅い運営を行なってきた。
M&A経験のある業界関係者は「文化の共有・浸透は容易ではない」と指摘する。物流センターの効率化や店舗運営ノウハウの共有化など公開されている内容では提携メリットは見えにくい。提携実現に向けて解決すべき課題は多い。
■大淘汰時代が始まる 地場スーパーはこれで勝つ!
<日 時>
10月2日(水)午後5時~(開場 午後4時半~)
<プログラム>
第1部 午後5時~午後5時半「次のM&A対象はここだ!」
(株)データ・マックス 流通事業部 部長 鹿島 譲二
第2部 午後5時半~午後6時45分「地場スーパーはこれで勝つ!」
(株)スーパーまるまつ 代表取締役社長 松岡 尚志 氏
<会 場>
IPシティホテル 2階
福岡市博多区中洲5-2-18
(地下鉄 中洲川端駅2番出口より徒歩3分)
<参加費>
3,000円(税込)
※IBクラブ会員は2,000円(税込)
※セミナー終了後、懇親会(希望者のみ お一人様別途3,000円)
<申込方法>
コチラからFAXいただくか、下記のメールフォームから申込ください。
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