<業界の垣根を越えた経営者ら330人が集まる>
12日夜、鉄やステンレスの販売加工を中心に、新素材や新加工技術の開発に取り組むシーエススチール(株)(本社:福岡県粕屋町)代表取締役社長、松原照明氏の出版記念祝賀会が、福岡市内のレストランにて行なわれた。会は、松原氏が自らの経営体験と経営者らとの交流を通じて得た学びを書き記した「浸透する経営理念」(梓書院発刊)の出版を記念して開かれたもの。発起人にはJR九州の唐池恒二社長のほか、久原本家グループの河邉哲司社長、(株)やずやの矢頭美世子社長など、地場の名だたる経営者が名を連ねた。出席者は330人。福岡はもとより九州一円、関東、北信越などから、松原氏の取引先関係者だけでなく、様々な異業種の経営者らが集まり、業種の垣根を越えて信望される松原氏の人柄が伺えた。
<本を出版できたのは、多くの方々との出会いがあったからこそ>
冒頭で発起人の一人である(株)芝寿し(本社:石川県金沢市)の梶谷晋弘社長が、「理念を共有するのはとても難しいのですが、我々の金沢のグループで松原さんのこの著書を読み、みなで"素晴らしい"と話していました。この本には中小企業の活性化に繋がる話がたくさん詰まっています。社員と社長が理念を共有するためにみなさんにも是非読んでいただきたい」と祝辞を述べた。
次に地場仏具販売大手の(株)はせがわの長谷川裕一会長が、松原氏が家族をとても大事にしているエピソードを披露。家族愛がとても深いことに触れた上で、「(松原氏は)家庭、社員、地域社会に対してバランスよく尽くされている。このことがこの書物にこめられています。私はこの実践活動が今日の日本で必要なことだと感じました。読みやすく、わかりやすく、そして深い。(中小企業経営者にとって)この本はすごいバイブルになるでしょう」と出版を祝した。
松原氏は、これらの祝辞対して感謝を示した後、「本を作ろうと思ったのは、(株)力の源カンパニー(ラーメン「博多一風堂」)の河原さんがご自身の講演のなかで、゛男は40になったら本を書かなくてはいけない゛と話されたのを聞いたことがことがキッカケでした」と出版に至るエピソードを語った。16カ月前から執筆活動を開始し、ようやく発刊に結び付いたことについて、「この本は私の考えでできたのではなく、世の中にあるもの『経営者の考え』を体現化したことででき上がったと思っています。つまりみなさんとお会いできなければ書けなかったのです」と述べ、会場内に来ていた家族、参列した経営者らに改めて感謝の意を述べた。
その後、懇親会が行なわれ、歌や腹話術、ゴスペルなどの余興が祝いに花を添えた。最後に参列者全員で記念撮影を行ない、博多手一本で会を締めくくった。
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