NET-IBでは、SNSやブログで情報発信を行なっている佐賀県武雄市長・樋渡啓祐氏のブログを紹介している。
今回は武雄市議会の議員定数が2名減の議案が提出され可決される見込みとのことについて記載している、9月19日午後8時14分のブログを紹介する。
武雄市議会、議員定数2減。これってニュースバリューあるの?
もう、佐賀新聞では配信されていますが、明日(20日)市議会閉会日に、議員提案で、武雄市議会議員定数2名減(26→24)の議案が提出され、可決される見込みとなります。
僕自身は、これがニュースバリューがあるのかなって前から不思議だったし、もともと、各種団体が、議員定数は20名にしろ!というのも、何だかなぁって思っていました。
僕は、武雄市議会の定数がどれくらいが適当か、数字だけでは判断できないと思っています。というのも、議員を減らせば減らすほど、地域の、特に過疎地の声は確実に私たち執行部には届きにくくなります。また、行財政改革って言っても、議員減らして職員を増やせば、そちらのほうがよっぽど、行政の肥大化、ひいては市民の負担になります。
だから、今後、職員の総人件費の中に、私たちのような特別職、議員、職員、非常勤職員等をすべて入れ込んで、出してみたいと思っています。総人件費が減れば、職員等の給与を上げることは理屈として市民感情として、僕はあり得ると思っています。
市長や議員にはなりたくない、という若い人たちが沢山います。それは、給与が仕事内容に比べて安い、特に議員は年金もつかない、という話。確かに、僕自身、最終的な手取りは、高槻市役所で公務員をやっていたときのほうが、今よりも遙かに高い(苦笑)。やり甲斐は別。
あとは、我々政治家は、その仕事振りで判断して頂くことなんでしょうね。そういう意味では、総人件費をある程度、市税等の歳入にリンクされるということも考えなきゃいけないと思っていますし、現に、私は、準備が整えば、来春から実施したい。
明日の議案提出に当たっても、市民にとって前向きな議論になるように期待します。
今日は満月。そして、仲秋の名月。これから12キロ走ってきます!
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