福岡ソフトバンクホークス(SBH)のファーム移転の候補地が、4自治体に絞りこまれた。
4自治体は、北九州市・宮若市・筑後市・福岡市である。既に招致に名乗りを上げた自治体には、球団よりメールにて、当落の通知が行なわれている。その事由については、明かにされていない模様。SBHは、正式なコメントは現在まで発表していない。
候補地は10月末までに決定される予定だ。当社の独自の調査によると、
北九州市 45%
宮若市 25%
福岡市 20%
筑後市 10%
以上の数値が、候補地となる確率である。
宮若市は、地場大手のトヨタ自動車九州(株)の全面的なバックアップを有する。
筑後市は、九州新幹線の開通にともなう、アクセスの良好さを有する。
しかし両市以上に強力な強みを持つのは北九州市である。
北九州市は、北橋健治市長が先陣を切り招致に取り組み、先般市議会でも推進決議が行なわれるなど、全市と市民が一丸となった強力なサポート体制が確立されている。また、1軍の公式戦が開催されるなど、球団との交流が深い。
従って、最有力候補は北九州市である。
何れにせよ、最終候補が決まった。福岡市もそれに残った。
以前のNET-IBで述べたが、再度記しておきたい。SBHには、厳正でかつ公正で明瞭な選定を心から願う。もし、福岡市に決定すれば「茶番劇だ!出来レースだ!」と候補に名乗りを上げた各自治体や住民からだけでなく、全国のホークスファンからの非難は必至であろう。プロ野球の球団は、ファンの支援があって成り立っていることは、誰でもわかる。福岡県全域とその近隣県が、ホークスのファンとして支えていることが、この度の招致活動でわかった。どうか茶番や出来レースにならないように、コンペ方式など採用して誰しもが理解し、納得する候補地の決定を行なっていただきたい。
もう一度述べる。フェアな選定を!
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