47都道府県6,751人の市民が国と九州電力を相手取って玄海原子力発電所の操業停止を求めた「原発なくそう!九州玄海訴訟」の口頭弁論が9月27日、佐賀地裁で開かれた。福島県相馬市の被災者で原告の中島孝氏(57)と、長崎の被爆者で原告の川原進氏(68)が意見陳述した。中島氏は、福島原発事故の被害と現状を語り、「いったん事故を起こせば取り返しがつかない。言葉に尽くせぬ大変な事態を、我々は福島で日々体験している」と訴えた。川原氏は、「原発も、ピカドンと同じように放射性物質をまき散らし、内部被曝を起こす」と述べ、「私の(被爆)体験と、(福島第一原発事故で)内部被曝を受けた人たちの今後が重なるように見える。ヒロシマ、ナガサキが苦しんできたように、同じことが起こるのではないかと恐ろしい」と、放射能の危険性を訴え、ピカドンも原発もない「核なき世界」を呼びかけた...(⇒つづきを読む)
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