福岡市博多区のキャナルシティ博多で、今秋開催された「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2013」。今年の観客の投票で決める「福岡観客賞」に選出されたのは、香港映画「狂舞派(The Way We Dance)」(2013年)だった。
「福岡観客賞」は06 年から実施されており、アジアの優れた監督に対して顕彰を行なっている。本年度の対象作品は19カ国・地域、公式招待作品全22作品がノミネート、9月14日から16日までの3日間の、同映画祭に訪れた観客の採点によって決定された。
「福岡観客賞」を受賞した香港映画「狂舞派(The Way We Dance)」は、香港映画にはめずらしいヒップホップダンス、ストリートダンスに情熱を注ぐ天真爛漫な女の子の青春ストーリー。17日、キャナルシティ劇場で行なわれた授賞式には、同作品監督アダム・ウォン氏、主演俳優のベビージョン・チョイ氏、俳優のトミー・ガンズ・リー氏、プロデューサーのサヴィル・チャン氏が出席し、「福岡観客賞」受賞の喜びを語った。
なお、観客得票第2位の作品に贈られる「熊本市賞」には、韓国映画「結界の男(Man on the Edge)」(2012年)選出された。
毎年秋に開催される「福岡アジアマンス」だが、「アジアフォーカス・福岡国際映画祭2013」が閉幕すると、いよいよラストイベント「アジア太平洋フェスティバル福岡2013」が10月12日(土)から14日(月・祝)までの3日間で開催される予定となっている。
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