「ものづくり」と「情報通信」の融合をめざす専門見本市「九州・国際テクノフェア2013」が10月16日からの3日間、北九州市の西日本総合展示場で開かれる。自動車産業などの「ものづくり」に関する技術や製品と、半導体産業やネットワーク技術などの「情報通信」に関する技術・製品などを一堂に展示紹介する。
主催するのは、九州・国際テクノフェア実行委員会と(公財)西日本産業貿易コンベンション協会。実行委員会は、九州経済産業局や福岡県、北九州市、九州工業大学、経済団体などで構成する。
出展企業による展示・セミナー、基調講演など主催者によるセミナー、行政・団体によるセミナーなどが予定されており、来場者と出展者との密度の高いコミュニケーションの場を提供するのが特色。成長著しいアジア地域など国際的なビジネス展示・商談の場もある。40社、約2万人が参加予定。入場・聴講無料。出展、聴講、来場の問い合わせ・申し込みなどは、九州・国際テクノフェア実行委員会(電話:093-511-6800、ホームページ:http://www.it-kyushu.net/)まで。
開会記念セミナー(16日午前11時~12時)では、「エネルギー政策と省エネルギー技術の今後への期待」をテーマに、(株)住環境計画研究所の中上英俊社長(工学博士)が講演する。17日には、自動車技術セミナーを開催(午後1時20分~3時30分)。「モビリティが変わる 完成車メーカーが考えるクルマの未来」をテーマに研究者や自動車メーカーが最新情報を提供する。
実行委員会と(株)BCNが共催する学術研究会「BCNカンファレンス2013」では、「IT商材の『売り方』を考える」をテーマにして、基調講演「クラウド+(プラス)のシナリオ、地元だからできるポストSI時代のビジネス戦略」のほか、4つのセッション(会合)を用意している。
「エコ・テクノ」「再生可能エネルギー先端技術展」「中小企業テクノフェアin九州」の3見本市と同時開催し、情報発信の相乗効果が期待される。
▼関連リンク
・九州・国際テクノフェア実行委員会
※記事へのご意見はこちら