NET-IBでは、SNSやブログで情報発信を行なっている佐賀県武雄市長・樋渡啓祐氏のブログを紹介している。
今回は被災地支援のボランティアを経験した子供たちについて記載している、10月2日午後9時06分のブログを紹介する。
一度行ったら近くなった
武雄市内は特色ある小学校教育を進めていますが、その中でも、被災地支援に関しては、この東川登小学校は、県内でもトップクラスだと思う。全校生徒が、空き缶を集めて、そのお金で、車いすなどを寄贈したり、スカイプで、交流を進めている仙台市若林区の六郷小学校との定期的な意見交換など、日常的に被災地の同級生のみんなといろんな交流を進めています。
そして、今日は、キッズボランティアとして7月に仙台や陸前高田を訪れたみんなが私へ研修報告のために、本日市役所へ。皆さんは7月22日~24日までの3日間の日程で仙台市の六郷小学校や陸前高田市庁舎跡、一本松等を見学し、地元の皆さんと交流。
今回の報告でボランティアの皆さんは「行ってみないと分からない、六郷小学校の同級生の想いを感じることができた。」「自分の目で見たこととテレビの映像だと全く違う。」「陸前高田市で頑張っている皆さんを見て、こちらのほうがもっと頑張らないといけないと思った。」「凄く良い体験となった。これからも交流を続けていきたい。」などと次々に発言。
思わず、涙がこぼれ落ちそうに。僕もそういう歳になったのかどうか分かりませんが、子どもたちが、自分のことばで、被災地に思いを寄せているのが、よく分かって。
僕からは、最後に「被災地で見たこと、聞いたことを家族や友だち、まわりに伝えてほしい。そして、思いを持ち続けてほしい。そして、また、大人になったら必ず、被災地を訪れてほしい。復興には10年いや20年かかるところもあるだろう。ぜひ、君たちが、いつか、被災地のみんなと力を合わせて良い日本をつくってほしい。」と激励。
時間もかなりオーバーするなど、本当に良い時間を持つことができました。東川登小学校の校長、そして、みんなに感謝します。ありがとう。
樋渡氏のブログはコチラ。
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