2011年3月、鹿児島県内に初出店し、その後、飛ぶ鳥を落とす勢いで出店し続けているセブンイレブン。2013年9月末時点での県内店舗数は135店舗。同社は、初出店から3年となる2013年度(2014年2月期)までに県内200店舗を展開すること計画している。
初出店から破竹の勢いで伸ばすセブンイレブンについて卸業関係者からは、「手軽で便利、様々なことがその場で出来ることからついで利用も増えている。単身世帯、高齢者世帯などが地元のスーパーで購入すると余らせてしまうことからコンビニで購入する顧客が増えた。この勢いで伸びるセブンイレブンはやはり脅威。地元の小規模スーパーでは売上が減っているところもあるため動向を気にしている」という話しも聞かれた。また、菓子業界関係者からは「コンビニスイーツのレベルが向上しており気にしています。コンビニならではの自家消費用の菓子の手軽さは強い」と話す。
コンビニは近くて便利、さまざまなもの、サービスを取扱うことから、スーパーマーケットなどの小売店、菓子販売店などがライバル視している。今まで、出店が無かった場所にこの勢いでドミナント出店する影響はすさまじく、様々な面から動向が注目されていると言える。
<日刊マックス流通のご案内>
日刊マックス流通は沖縄を除く九州地区の食品スーパー、ドラッグストア、ディスカウントストアなどの小売業の情報を、土日祝日を除く毎日タイムリーに配信しています。現在、1カ月間に限り、無料で配信させていただきます。無料試読希望者は、下記のメールフォームでお申し込み下さい。
※記事へのご意見はこちら