イオン(株)(本社:千葉市美浜区、岡田元也社長)は10月9日、「週刊文春」の10月17日号で掲載された「中国猛毒米 偽装イオンの大罪を暴く」の記事について見解を公表した。
記事は同社が西日本を中心に販売した弁当などに中国産の米などが混入されていたとし、同社の検査体制や国産と偽って発売していた仕入れ先とみられる企業の実態などを報道している。
同社は当該記事について「当社があたかも人体に有害な食品を安全な商品と偽って販売していたかのような誤解を読者に与えるもの」とし、「事実と異なる記述が多く含まれており、不誠実な事業活動を行なっているかのように読者に誤解を与え、当社に対する信頼を著しく損なう内容」と強く批判。「当該商品については、10月4日に農林水産省より、流用されたという事実は確認されていないと発表されている」とし、同社では発行元である(株)文藝春秋に対し、該当雑誌の販売中止と回収、そして謝罪を求めている。なお、全国のイオン関連店舗では、当該雑誌を売り場から撤去している。
※記事へのご意見はこちら