(株)如水庵(本社:福岡市博多区、森恍次郎社長)はきょう(25日)、「官兵衛の赤合子~餅どら~」を新発売する。黒糖生地で粒あんを包んだ半円形の餅どら焼きで「官兵衛の赤合子」を表した。独自の技術で開発した生地のもっちりとした食感が特徴。1個158円で、4個入り、6個入り、12個入りがある。12月1日には手亡豆の白あんといちじくペーストの粒感が特徴のしっとりとした焼菓子「シメオン・ジョスイ」も新発売予定。
「如水庵」の名の由来である黒田官兵衛(隠居名、如水)は、福岡藩祖。生涯50回以上の合戦で一度も負けたことがない。その官兵衛が愛用した兜が「赤合子(あかごうす)」(朱塗合子形兜)で、戦地でこれを見かけた敵兵は途端に負けを予測し、戦意を喪失したという。
しかし天才軍師・官兵衛の信条は、「なるべく人を殺さずに勝ちを手にする」こと。戦意を失った敵兵が戦わずに降伏したとあらば、赤合子はまさに和平を愛した官兵衛の象徴ともいえる。
また、「シメオン・ジョスイ」は、官兵衛がキリスト教に入信した際の洗礼名にちなんだもの。官兵衛が生涯側室を持たなかったことから、「純愛のお菓子」として人気を博しそうだ。
<COMPANY INFORMATION>
(株)如水庵
代 表:森恍次郎
所在地:福岡市博多区博多駅前1-24-10
設 立:1962年
資本金:7,100万円
事業内容:和洋菓子の製造販売
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