アルフレッサホールディングス(株)(本社:東京都千代田区、石黒傳六様)は11月5日、2014年3月期第2四半期決算(2013年4月1日~9月30日)を発表した。
売上高は前年同期比5.5%増の1兆2,219億900万円、営業利益は同8.1%増の121億6,600万円、経常利益は同7.2%増の166億8,200万円、当期利益は61.5%増の97億3,000万円となった。
同社では業績増の要因として、中核事業である医療用医薬品卸販売事業において、生活習慣病薬の新製品や長期処方解禁品目が順調に推移したことや、昨年10月に常盤薬品(株)を連結子会社になった影響などを挙げた。一般用医薬品のほか、健康食品・サプリメント、化粧品などを取り扱うセルフメディケーション卸販売事業においては前年比0.5%減の1,028億4,900万円と微減となったものの、営業利益は2,000万円で、前年同期(18億9,200万円の営業損失)から大幅に利益は改善された。
今後の取り組みとして、ベトナム国内の医療関連製品卸売業界最大手である CONG TY TNHH MTV DUOC PHAM TRUNG UONG 2(Codupha)と同国において、医療機器・医療材料を中心としたヘルスケア関連製品の輸入・販売を目的とした合弁会社と、同社子会社のアルフレッサ(株)が特殊医薬品等の流通を事業とする新会社をそれぞれ設立するなど、業容拡大を進めるとしている。
なお、通期業績については、売上高が2兆4,830億円、営業利益は243億円、経常利益は334億円で、当期利益は176億円の見通しだとしている。
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