カンボジア地雷撤去キャンペーン15周年記念講演・祝賀会開催
福岡市に本部を置き、主にカンボジアでの地雷撤去活動などを行なう一般財団法人カンボジア地雷撤去キャンペーン(以下CMC 理事長:大谷賢二)の活動が今年で15年を迎え、11月4日、福岡市内で記念講演と祝賀会が開催された。
記念講演ではカンボジアからのゲスト、地雷の被害にあったタアン・ラー氏やミス地雷被害者コンテスト優勝のドス・ソピアップ氏を迎えた。彼らが語る実状は痛々しく、かった。また、地雷撤去に命をささげ、約5万個の地雷処理を手掛けたアキラ氏は半年しか勉強していないものの流暢な日本語で講演し、感動を与えた。彼らは、これまでの支援への感謝を述べ、今後の継続的な協力を訴えた。
来場者の約300名は、生々しい体験談を聞くことによりカンボジアが抱える悩みを肌で感じ取ることができたことだろう。CMCでは今後もカンボジアに対する支援は続けていく方針だ。
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