NET-IBでは、SNSやブログで情報発信を行なっている佐賀県武雄市長・樋渡啓祐氏のブログを紹介している。
今回はビッグデータ活用コンテスト&シンポジウムの様子について記載している、11月10日午後11時29分のブログを紹介する。
ビッグデータ活用コンテスト&シンポジウム
インターネット上の膨大な電子データ「ビッグデータ」や、行政機関が持っている公開情報「オープンデータ」を、市民サービスの向上に役立てるアイデアを競うコンテストが千葉市で開かれました。
コンテストは千葉市、福岡市、奈良市、それに佐賀県武雄市の4つの市と東京大学などが作る協議会が初めて開き、10日は個人や団体から応募のあったおよそ220件の中から選ばれた8つが審査されました。
このうち千葉県松戸市の会社員は、インフルエンザなどの感染症にかかった場合に学校などへの欠席届をスマートフォンからでも提出できるようにし、患者の位置情報を地図にまとめられるようにすれば、流行状況を一目で確認できると発表し、最優秀賞に選ばれました。また、行政の持つ情報を活用する研究を進めている東京のグループは、地域ごとに年代別の人口や世帯の構成を把握できるようにし、どういった商店が多いのか確認できるようにすれば、新たに店を出したい事業者の手助けになると提案しました。
協議会は優れたアイデアについて、来年度以降実現化を目指すことにしています。
最優秀賞を受賞した東修作さんは「実現できる可能性が高く、役立つものは何かに絞って考えました」と話していました。
ちょうど、1年前、京都で開催されたG1首長サミット。熊谷市長と僕は偶然隣同士。オープンデータ・ビッグデータで何かできたら良いよねって話していたら、あれよあれよという間に今日を迎えました。また、メンバーには、僕が頼りにする奈良市長と福岡市長も入って頂き、大都市、中核市、小規模都市から成る世にも面白いプロジェクトに。また、4首長だけでは無く、東京大学、マイクロソフト、IBM等にもご参加頂き、産学官の重層的な取組に深化。
そして、今日のメインは、公開プレゼン。もの凄かったです。あとはこれを形にしていきます。僕にとっては、シンポジウム、満員の観客の皆さんからの意見や質問もとっても参考になりました。
僕はこの手のシンポジウムや協議会は大嫌いで、いつも断ってばかりなんですが、これは、もう、最高。知性が前向きにぶつかり合う。今日、お越しの皆さんから、最高のお褒めの言葉を頂きました。「行政を初めてワクワク感で捉えた。」と。
明日からまた頑張りたいと思います。明日は、14時から、茅ヶ崎市役所分庁舎コミュニティーホールで、議員研修会で講演。終わり次第、武雄市に戻ります。だんだん、体力勝負になってきました(笑)。
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