3.14/3月期の当期純利益予想について
<100億円以上の銀行>
・連結決算のふくおかFGと山口FG
・非連結の西日本シティグループ(G)
・グループの通期予想(14/3月期)
上記表の通り、当期純利益(通期予想)のトップは福岡FGの330億円。第2位は山口FGの275億円(いずれも連結修正後)となっており、続いて非連結の西日本シティGの218億円。
・単体では第1位が福岡銀行の398億円(連結修正前)、第2位は西日本シティ銀行の215億円、
第3位は広島銀行の204億円、第4位は山口銀行(連結修正前)の185億円、第5位は肥後銀行の114億円、第6位はもみじ銀行の100億円となっている。
・この中で上期に比べて通期予想を低く予想しているのは福岡銀行FGで、単体の当期純利益合
計480億円に対して連結は330億円となっている。ちなみに山口FGは単体295億円に対して、連結修正後は275億円とその修正額は20億円としている。
・上位6行のうち当期純利益を対前年比マイナス予想なのは第5位の肥後銀行(▲16.8%)、もみじ
銀行(▲20.3%)の2行だけとなっている。
<50億円以上~100億円未満>
・第7位は鹿児島銀行の97億円、第8位が大分銀行の92億円の2行となっており、それ以下の銀行との収益格差は倍以上となっている。この2行は地域一番の銀行として地元の第二地銀に対して圧倒的な優位性を持っており、強固な地盤に支えられた強さが収益面でも顕著に表れているのが読み取れる。
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