4.自己資本比率について
自己資本比率は、(期末純資産の部合計-期末少数株主持分)を期末資産の部の合計で除して算出される。自己資本比率は分子に当たる純資産を増やすか、分母にあたる期末資産を圧縮すれば高くなるがその逆であれば低くなる。
自己資本比率は過去の蓄積した収益を純資産の原資としており、健全な銀行かどうかが定量的に見える指標である。ただ、銀行の場合は分母における貸出金のウエイトが高く、その内容が問題となる。また貸出金を抑制すれば自己資本比率は増加するため、貸し渋りの要素もはらんでいる指標とも言える...(⇒つづきを読む)
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