福岡地区では建設業界が好調に推移していることで、景気低迷していた時期に土地の活用法として活躍していたコインパークが減っているようだ。コインパークを手掛ける業者によると「確かに減ってきていると思います。現状では数字として表れていないのですが、箱物にとって代わっているようです」と語る。
となるとコインパークの事業基盤が減少していくことになる。しかも「好景気を迎えると地権者から取り分の上乗せを言われる可能性が高く、駐車料金のアップを検討しなければならなくなるのです。あまり料金を上げるわけにはいかないのですが・・・」と頭を抱える。
車社会において都市部の駐車場は不可欠。しかも、安易に利用できるコインパークはありがたい存在である。混沌とする市況に同業者の悩みの種はつきない
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