特定秘密保護法案の問題点について、日弁連秘密保護法対策委員会委員の武藤糾明弁護士(福岡県弁護士会所属)に12月5日、緊急インタビューした。(聞き手:山本 弘之)
<国のあり方を誰が決めるのか>
――特定秘密保護法案をめぐって、国民の反対の声が急速に増加するなか、与党は採決・成立を急いだ。各論的な問題点の前に、この法案の持つ意味についてお聞かせください。
武藤糾明弁護士(以下、武藤) 本質的なことは、国のあり方、社会のあり方を誰が決めるのかという問題で、今の日本は、国民と行政権との間で闘争が起こっている段階にあると思っている...(⇒つづきを読む)
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