11月に福岡市で開催された、とある展示会で「植物性鳩防止剤」という言葉を目にした。しかも施工実績日本一とある。さっそくブースを出していた会社まで足を運んでみた。
福岡県糟屋郡宇美町にある(有)トーワ工業だ。もともと金属加工を手掛けていた同社であるが、殿川卓代表が県外の現場でこの噂の忌避剤(Bird STop)を発見。その威力を聞きつけ、直接メーカーへ連絡を入れ、現在はこの忌避剤の代理店となり、施工まで手掛けている。
<ハトによる被害と従来の対策>
最も大きな被害は糞による悪臭と汚れ。一度ハトが巣を作ってしまうと、その下には惨状が広がってしまう。また羽や糞が空気中に飛散し、ウイルスを拡散する恐れもある。住民にとっては鳴き声もやはりストレスになる。このようなハト被害の対策として、従来はネットを張ったり、ピアノ線を用いたり、磁石を置いてみたりと試みてきたが、抜本的な解決には至っていない。しばらくすると、ハトは学習して、環境に慣れてしまい、効果は限定的だった。なお、鳥獣保護法で捕獲や薬殺は禁止されている。
<B-STの3つの特徴>
まず植物性成分でできていること。これにより人体への影響がなく、臭いもない。実際、鼻を近づけてみたが、無臭に近い。メーカーが長年ハトを研究し、ハトの嫌がる成分を植物成分の中から突き止めた。次に効果が長時間持続すること。これまでの実績では、施工後6~7年間ハトが寄りつかないことがわかっている。さらに3年間は定期検査を行ない、ハトが戻ってくることがあれば、対応してくれる。3年間の完全保証付きは業界では異例。まさに自信の裏返しである。
<お困りの方はまずチェック>
駅のホーム、鉄塔、物流倉庫、教育施設、病院や介護施設など、すでに施工実績は日本全国で5,000を超えている。特にマンションやビルのオーナーがハトで困っているということをよく耳にする。ハト避けネットは景観が悪くなり、営業的にもイメージがよくないからだ。これがあれば、ネットを使わず、ハトを退散できる。検討してみてはいかがだろうか。
※記事へのご意見はこちら