ロハス電力(株)の代表取締役内田俊一郎氏が退任していることが判明した。同社の頻発する役員交代についてはかつて報じた。今年4月には俊一郎氏実父の俊博氏が代表を辞任し俊一郎氏が代表に復帰している。11月中旬に俊一郎氏は取材に応じ「(俊博氏は)ビジョンを語れなかった」とコメント。「自分で作った会社なので腹を決めるしかない」として自身が一線でけん引する覚悟を示していた。ところが、12月5日付で代表を退任し、新たに山之内博取締役が代表に就任している。俊一郎氏の在任期間は約8カ月に過ぎなかった。
同社を巡っては売却説が浮上したばかり。この件は同社側が否定し終息したが、動向を巡る情報が交錯するなか役員交代の真意に注目される。
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