福岡県で最大の業界団体である(社)福岡建設業協会。今回、政権交代後の防災・減災を目的とした公共事業の推進や、アベノミクス、オリンピック誘致の決定、職人不足問題など、さまざまな話題について、同協会の岩崎成敏会長(岩崎建設(株)代表取締役)にインタビューした。
<安心・安全を守る建設業協会の取り組み>
――震災以降、自衛隊や警察が救援活動に行く前に、建設業者が道路の復旧などを行なう地元の災害救助隊的な役割もあるということが認知されてきたと思います。そういうことを一般の方に理解してもらうことが、建設業協会にとっては大事ではないかと思います。
岩崎成敏会長(以下、岩崎) そうですね。見えないところでやっています。深夜の出動も少なくありませんが、その活動を夜に見に来る人はいません。なかなか一般の人に理解してもらうのは難しいですが、災害復旧への取り組みなどを通じて地域の皆さまのご理解を得られるよう努力してまいりたいと思います。福岡県以外の九州各県の協会は、建設だけではなく土木の方々も多く加盟されていますが、福岡県は地場ゼネコンや建築業者で協会は構成しています...(⇒つづきを読む)
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