12月5日に内田俊一郎前代表が電撃退任していたことが分かったロハス電力(株)。同社は、2012年1月に福岡に本社を移す際、博多駅前3丁目を選択した。ところが、1年も経ない同年11月に移転する。当初は「露出を抑えるために都心部から離れるのではないか」との指摘もあったが、移転先は竣工間もない電気ビル共創館。太陽光発電設備を手掛ける同社にとってこの上ない選択だが、広告などの営業手法を巡って課題が顕在化した時期だけに業界関係者の話題をさらった。その後に頻発した役員交代等については既報の通りだ。こうしたなか、共創館内でフロアを移転し、面積を拡大する計画が浮上した。詳細について、同社は「応える必要はない」と事実上の取材拒否。簡単に入居できないビルでの事業展開に、羨望のまなざしが送られている。
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