3年間の"国政選挙空白"を手にした第2次安倍政権のもとで、麻生太郎副総理のお膝元・福岡8区が動き出している。
盤石の態勢で当選を重ねてきた麻生副総理の次回引退を見越してか、同氏のご子息が挨拶回りに動いているという。一方、東京から飯塚市に移住して、2009年、12年と過去2回、自民党の盤石な地盤に挑んだ民主党の山本剛正前衆院議員は、次回は福岡8区ではなく、福岡4区を希望している模様だ。
民主党県連としても、当選の見通しが厳しい8区で公認しても、まだ40代初めの人材をスポイルしてしまうだけなので、悪い話ではない。3年の空白といっても、常在戦場の衆院選挙区、各陣営の準備はすでに始まっている。
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