不透明な土地取引のプロセスが疑惑を呼んでいる中央保育園の現・移転予定地。福岡市のニュースサイト「HUNTER」が、複数の市関係者への取材でついに真相にたどり着いた。
「HUNTER」によると、2011年5~6月頃、福岡市の依頼を受けた不動産業者(株)福住が、問題の現・移転予定地を提案。同年7月26日の市政運営会議で同土地への移転が決定。同年9月、福住は、同土地を当時の地権者(株)徳増興産から7億6,600万円で購入。13年4月、福岡市に8億9,900万円で売却し、1億3,300万円の売却益を得たという流れになる。福住は、福岡市に購入されることを前提に問題の土地を購入しており、市側はこれを知っていたということになる。
不透明な土地取引のプロセスは、住民監査請求を受けた市監査委員も「用地選定や取得の手続きが非常に不透明」と指摘。市議会においても追及がなされ、13日、貞刈厚仁副市長は公共用地の取得について、「手続きの信頼性を高めるために用地取得の専門部署に任せる」との考えを示した。しかしながら、『確信犯』ということになれば「以後、気をつけます」で済む話ではない。
詳細はコチラ。
※記事へのご意見はこちら