12月19日に締結された西鉄とマルキョウの資本・業務提携は、9月に「提携に向けた協議に入る」ことで合意、締結予定を12月としてリリースされた。しかし、当初から企業風土の異なる両社の提携実現について懸念する声が少なくなかった。実際に12月に入っても目立った動きが見られず、「破談もあるのではないか」との声も聞かれた。予定通り12月に提携を実現したものの、西鉄の取得する株式が発表時予定の15%から約10%に減少。真意を測りかねる業界関係者は少なくない。ある関係者は「まだどうなるか分からない」として今後の推移を見守っていく構えだ。
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